塩屋台の家


夜の外観

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<コダワリ>

外壁:無機質系顔料と天然石を配合した湿式左官工法のため
    サイディングとは違う独特の自然な風合いが出ます。
    また、一般的な10年周期の外壁塗り替えが不要。


木部:本物の木のように見えますが、木ではありません。
    こちらも外壁同様に維持メンテンスを考え、木調風の
    もので仕上げました。



ガレージ下の照明と玄関ライトは、センサー反応し点灯。

サービスバルコニーにも2ケ所のライトが夜間の外観も演出。


玄関の上の庇も、外観を損なわないようにスリムな庇を設置。

少しずつのコダワリで、家の雰囲気が造り上げられます。

海が大好きなお施主様らしさが、伝わってきますよね。

玄関から階段へ

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大工さんとの打ち合せの中で、最終決定されたアプトーチから階段に続くホールスペース。


上部の吹き抜けを最大限に利用し、階段の手摺も設置しなかったことで、とても明るく広いスペースとなりました。


以外に恐怖心なく上り下りが出来ます。

何度も現地で確かめた甲斐がありましたね。

キッチン

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ここは奥様のコダワリスペース。

写真には写っていませんが、背後にはキッチンに合わせた収納が取り付けられています。

ワインレッド(ワイン好きだから?)の扉に、黒い取っ手がなかなか効いてますね。


<キッチンのコダワリ>
・上下の色を変えて、見た感じが重くならないように配慮。
・キッチンの高さもショールームで確かめて決定
・「らくポケ」設置 もたれてラクラク・出し入れラクラク
  ※シンク前の白い膨れたところです。
・食器洗い乾燥機
・オールメッキ引き出しシャワー水栓
・スリム型レンジフード
・ガラストップコンロ→ダッチオーブン対応・自動炊飯・湯沸し

リビング

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一番のコダワリは全開口サッシ。

バルコニー出入りの室内側をタイル貼りにすることで
履物スペースを室内側に設けました。

また、バルコニーには人工木デッキを敷き詰めて
リビングから一体感を感じるスペースに。


※人工木デッキとは、木の風合いを意識した人工の木材。
 メンテナンスフリーで、通常の定期塗装が不要。
 雨にも強い。

リビング②

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写真では分かりにくいですが、天井高も2.6mと通常より20cm高くしてあります。

また写真左側のFIX(ガラス)の設置により
さらにリビングが広く感じられます。


また、天窓からの採光を取り入れることも可能にしました。

リビング全体に床暖房も設置。


思わず、日溜まりの暖かさに
そのまま寝転んでしまいそうそうです。

バスルーム

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1616サイズのバスルーム。
足を伸ばして、ゆったりと寛げる大きさです。


<バスルームのコダワリ>
・クリーン浴槽、クリーン床、かんたんヘアキャッチャー
・カワック
・ミストサウナ
・マイクロバブル ※バス本体+2万円と安価でオススメ
・浴室液晶防水テレビ

洗面・洗濯

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間口90cmの広め洗面台。出来るだけ物を隠せるように
鏡3面の裏側に収納できるタイプを選ばれました。


下部は、両開きと引き出し2つのたっぷり収納。


また、サービスバルコニーにも直接出入りできるので
ちょっとした洗濯でも使い勝手の良い空間です。

洗面収納とバス

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たっぷりある洗面台本体の収納でも、やっぱり足りない収納。


バスルームの入口横のスペースに和室同様に
オーダー収納家具を設けました。


柄はリビングのオーダー収納家具と合わせることに
より、統一感のあるものに仕上げました。


これだけあれば、お掃除用具から化粧品からタオルまで収納できます。

開放感のある階段

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階段の吹き抜けを上から見ると、こうなっています。
「ただいま」の声が
2階のリビングまで聞こえてきます。


また、天窓の光が階段とホールに
スポットライトのように「明るさ」を与えてくれます。

階段裏収納

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こういったところが意外と便利です。

デッドスペースを有効利用。


「表から見る階段」と「裏から使う階段」
大工さんと現場で打ち合わせして出来た
重宝する収納スペースです。

採光を考えた廊下

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天窓には色々なメリットとデメリットがありますが、
この「塩屋台の家」では、

上手くメリットだけを取り入れることが出来ました。


たった1つの天窓から「玄関」「リビング」「廊下」の3つに
「陽かり」を取り入れることができました。


設計士の福原先生の見事な天窓配置です。

将来間仕切りできる2部屋

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第二のリビングという位置づけで、
寝室はまだ間仕切りせずに

将来間仕切ることのできる
スペースとして仕上げました。


2階のリビングから1階の寝室に降り、
就寝するまでの少しの時間を

寛ぐというための2部屋のような1部屋。

1日を締めくくるための空間です。

和室

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リビングの隣に設けられた和室は
4.5帖ほどの小さなスペース。

両親や知人が来たときに、
泊ってもらえるようにと設けられました。


写真右下のコンポが置いてあるカウンター部分は、
下部が収納になっており普段は使わない
来客用の布団が収納できます。


また、採光の取れる間仕切り扉を
リビングと和室のデッドスペースに設置してますので、
状況によって開閉できるようにしてあります。

エピローグ

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